10月4日(火)、(仮称)ら・ら・らホーム2新築工事に係る入札を行いましたので、
その結果を公表します。
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2022-10-05 14:59:36
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新型コロナウイルス感染症拡大防止策として、公益財団法人JKAが実施する「2021年度緊急的な対応を必要とする事業(新型コロナウイルス感染症の拡大防止策)補助事業」(競輪公益資金)により補助金 954,000円を受理しました。
補助金は、抗原検査キット30人分(52,800円)と簡易テント一式2張(902,000円)の購入に充てさせていただいています。
(1)事業の目的
これまで、特定非営利活動法人ら・ら・ら会が運営する就労継続支援B型事業所「作業所ら・ら・ら」では、一室に20名程度が集まり、下請けのティッシュの袋入れ等の作業をしていました。室内の広さから充分な距離を保つことが難しく、新型コロナウイルス感染症予防に必要である3密の回避が不十分な状況でした。
また、障害特性により常時のマスク着用が難しかったり、利用者同士のソーシャルディスタンスがとれなかったり、体調不良を伝えられなかったりということもあり、物理的に距離をとられる環境作りと感染の早期発見及び拡大防止策が早急な課題としてありました。
幸い、合同で使用できる中庭があり、簡易テントを使用してアルミ缶作業や農家の方から依頼された野菜の計量や袋詰めに取り組み始めていました。しかし、それまで使用していた簡易テントは10年が経ち、天井の部分が破れていたり、骨組みが曲がっていたりと、組み立てや片付けに労力と時間を要していました。
そんな折、JKAの「2021年度 緊急的な対応を必要とする事業(新型コロナウイルス感染症の拡大防止策)補助事業」の情報を得て、申請する運びとなりました。
中庭を利用しての分散的な作業は継続する必要があります。新しいテントを補助していただくことで職員の労力が激減することはもとより、中庭に設置するテントの下で密接を避け、障害特性に合う作業や苦手な作業にも取り組み、レベルアップを目指すこともできます。
また、室内での密集を防ぎ、利用者同士の接触機会を減らすことで感染予防に繋げることができます。
発熱、嘔吐、頭痛、倦怠感等の風邪症状と思われる体調不良の利用者や職員、また、無症状感染者等も存在し、定期的に抗原検査キットを使用して検査することで、感染の早期発見に効果があることを期待しています。
以上のことから、感染症の予防及び早期発見、拡大防止に努めることを目的とし、補助事業を活用しました。
(2)実施内容
テントについて。
令和4年1月27日に納品され、早速組み立てて作業をしました。


室外で少人数に分かれて作業をすることで、感染予防に繋がっています。
また、室外で作業ができるようになったことで、室内での作業人数が減り、間隔をあけての作業が可能になりました。

検査キットについて。
業務中、施設外において濃厚接触者の近くにいたという職員1名に使用し、陰性と確認できました。
今後も体調不良者や感染拡大地域からの通所・訪問者等への使用及び利用者や職員への定期的な使用により、無症状感染者を含めた感染の早期発見に努め、すみやかに必要な処置を講じることで、感染拡大防止に繋げていきたいと考えています。
今回補助金を活用させていただいたことで、コロナウイルス感染症の予防・拡大防止に大変役立ちました。
メンバーが少しでも安心して通所できる環境づくりができ、心より感謝しています。
誠にありがとうございました。
2022-01-28 11:11:00
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